令和元年となった2019年5月1日、東京スカイツリーの真下では、新元号をお祝いする鈴木猛利先生の『令和』ライブ書道パフォーマンスや獅子舞の披露が行われました。
迫力のパフォーマンスの模様をお届けします。
獅子舞が登場
もはや正月と錯覚しそうなくらい、改元により街は盛り上がりを見せておりますが、東京スカイツリーも例外ではありません。
江戸太神楽 丸一仙翁社中さんが演じる縁起物の獅子舞が登場し、次々に観客を”噛んで”行きます。
迫力のパフォーマンス。
噛まれたかったです(笑)
鈴木猛利先生の『令和』ライブ書道パフォーマンス
続いては、尺八の厳かな演奏にあわせながら、鈴木猛利先生による『令和』文字のライブ書道パフォーマンスです。
生で尺八の音色を聴く機会はあまりありませんでしたが、心が震えるような魂のこもった演奏が披露されました。
満を持して、鈴木猛利先生の登場です。
鈴木猛利先生は墨田区出身の新進気鋭の書道家で、お正月にも東京ソラマチで書道パフォーマンスを披露してくださっています。
縦2m×横3m級の巨大な半紙に、鈴木猛利先生が全身を使って筆を入れていきます。
尺八の音色の強弱が、鈴木猛利先生のパフォーマンスに一層の迫力を加えていきます。
固唾を飲む。
この表現がぴったりと来る程、観客の皆さんも徐々に完成する「令和」の文字にくぎ付けとなっていきます。
令和の文字に、「萬事如意」の文字が添えられました。
萬事如意とは、全てがうまくいきますようにとの意味のようです。
鈴木猛利先生もやりきったお顔をされています。
インタビューでは、「普段は静かなところで書をしたためることが多いため多くの方に観ていただける機会は貴重です」とおっしゃっていました。
完成した令和の書と東京スカイツリー。
新しい時代が来たという希望が感じられます。
また、来場者には、鈴木猛利先生が書かれた令和のポストカードが配られました。
このポストカードを見るたびに、今日の日を思い出すことでしょう。